【前回記事を読む】純白のレースの服に身を包んだイザベラは、目の覚める様な美しさであったそれは1482年、イザベラが8歳の時であった。ローマ法皇シクストゥス四世の甥ジェラロモ・リアリオがフェラーラに目をつけ、法皇とヴェネツィアを味方に引き入れて、フェラーラを解体すべく宣戦布告してきた。これに対し、イザベラの父フェラーラ公爵エルコレ一世はフェレンツェ、ナポリ、ミラノの支援を受け、ここにフェラーラ戦争…
ルネサンスの記事一覧
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第5回】稲邊 富実代
「それでは国を守れませんよ」「泣き言を言った者から滅びていくのです」母の教え、フェラーラ戦争を生きた少女イザベラの決意
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第4回】稲邊 富実代
純白のレースの服に身を包んだイザベラは、目の覚める様な美しさであった
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第3回】稲邊 富実代
もう彼は帰っただろう、と思って振り返った。その途端、無言でこちらを見つめている彼と目が合い、慌てて本に目を落としたが…
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【第2回】稲邊 富実代
えっ? 息が止まるほど驚いた。今日のあの不思議な御方が私の婚約者だったなんて…私に声もかけて下さらなかった。
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小説『プリマドンナ・デル・モンド』【新連載】稲邊 富実代
見知らぬ若者に釘づけになった。不思議な力に吸い寄せられるように歩み寄り、射るように見つめた。若者は、眉一つ動かさなかった。