狭いグラウンドは、多くの部員を抱えるサッカー部が優先的に使っている。ラグビー部に許されたスペースはほんの少しだ。けれども、学校の体操服に着替えた五人の一年生を従えた足立くんは、きちんと胸を張って楕円球を抱える。五月も後半に入った。中間試験も終わり、一年生が加わってから六回目の練習だ。ラグビー未経験の一年生には、まず楕円球の扱いを教えなければいけないが、どうにも不安定な手つきのまま、むしろ彼らはボ…
スポーツの記事一覧
タグ「スポーツ」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『楕円球 この胸に抱いて』【第4回】さとう つかさ
【小説】ラグビー未経験の1年生5人。パスはぎこちなく…
-
小説『楕円球 この胸に抱いて』【第3回】さとう つかさ
【小説】こいつらも、ラグビー部に入れたいと思ってさ
-
小説『楕円球 この胸に抱いて』【第2回】さとう つかさ
水平線を見ると思い出す…高校時代、ラグビー部の思い出
-
小説『楕円球 この胸に抱いて』【新連載】さとう つかさ
【小説】海辺の学校、自主練に励むたった一人のラグビー部員
-
小説『たすき』【最終回】田原 昌博
新学期の始まり…「駅伝のメンバー発表」で予想外の大抜擢が
-
小説『たすき』【第6回】田原 昌博
家族が臓器提供を望んでいたら?宿題が教えてくれた「人の死」
-
小説『たすき』【第5回】田原 昌博
夏休みの前、臓器提供する先生が生徒に出した宿題の内容は…
-
小説『たすき』【第4回】田原 昌博
夏休み前の終業式にて…秋の駅伝大会と先生の「重大発表」
-
小説『たすき』【第3回】田原 昌博
「駅伝部」に入部届を提出した由大…初陣・県大会の結果は?
-
小説『たすき』【第2回】田原 昌博
新しい出会いにクラブ活動…待ちに待った中学生活が始まる!
-
小説『たすき』【新連載】田原 昌博
駅伝は個人競技じゃない。たすきにはいろんなエピソードが…
-
小説『センターコート (上)』【最終回】中庭球児
ついに決着、中井vsカラス!三時間の死闘の末に…
-
小説『センターコート (上)』【第8回】中庭球児
試合終盤、突然の形勢逆転に気持ちが追いつかず「イップス」に
-
小説『センターコート (上)』【第7回】中庭球児
気付いた時にはもう手遅れ…中井の「致命的な決断」とは?
-
小説『センターコート (上)』【第6回】中庭球児
テニスの試合で脚が痙攣…メディカルタイムアウト後も回復せず
-
小説『センターコート (上)』【第5回】中庭球児
決勝は中井ストレート負けの雰囲気…しかし予想外の展開に?
-
小説『センターコート (上)』【第4回】中庭球児
始まった大会…決勝に向けて二人の若者が勝ち上がる
-
小説『センターコート (上)』【第3回】中庭球児
本気でテニスに取り組む様になった天才。そして大会が始まる…
-
小説『センターコート (上)』【第2回】中庭球児
「テニス界注目のプリンス」間違いなく中井は天才だった…
-
小説『センターコート (上)』【新連載】中庭球児
「その男」が現れた。すべてのポイントを一発で決めて見せ…