【前回記事を読む】会計事務所のパートを始めたが徐々に仕事が増えていき、ついには秘書の仕事まで……毎晩所長室の水の入った灰皿で溺れる夢を見る管理組合の総会は明日に迫っている。所長の顔を見るのも、声を聴くのも苦痛だけれど、どうしても今日は決裁を取らなくちゃならない。決裁が出なければ総会に持っていけない。監査欄にサインがない。押印もない。まだ目も通していないみたいだ。なんとかしなきゃ。なのに内線がつな…
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エッセイ『桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年』【第5回】坂東 史重
決裁が下りず帰れない私。仕事の責任と家庭の罵声に押し潰される夜
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エッセイ『桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年』【第4回】坂東 史重
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エッセイ『桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年』【第3回】坂東 史重
職場で愚痴を零すと、「旦那さんに手伝ってもらえばいいじゃないの、要領悪いわね」と笑われる。でもうちは...
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エッセイ『桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年』【第2回】坂東 史重
人々は自分の宇宙に潜り、質問への答えを見つけようとする。そこにある光を信じてほしい。その光を「自信」というのだ――
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エッセイ『桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年』【新連載】坂東 史重
三年前、経営など他人事だった私が思いがけず組織の代表に!「社長ってなにすればいいの?」と何も分からなかった私だったけれど…