3「いるんですよね、あの人」俺が赤星先輩の顔を二度と見たくないというのにはわけがある。人使いが荒かったからだ。とりわけ副会長は激務だった。「この書類、校長先生に渡してきて」「PTA会長との連絡、頼んだよ」などは仕方ないとして、「小腹がすいた。菓子パン買ってきて」「ピョンピョンのコンサートいきたいからチケット手に入れてくれ」といった私用は許せなかった。これじゃパシリだ。一方、赤星先輩は俺を除く四人…
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