春子さんは早く私に連絡したかったのか、かなり前のめりな言い方になっていました。「えっ、本当ですか!」「もったいぶるわけじゃないけど、電話でもなんだから明日お店に来ない? またオムレツを作ってあげる」「今すぐ聞きたい気もしますが、他にも話がありそうですね」「そうなのよ。こういうことって一つ思い出すと芋づる式に出てくるものなのね。あのあとあたしもなんだか気になっちゃって、主人の遺品とか改めて探してみ…
小説
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『月光組曲』【第19回】間埜 心響
お土産で蘇った記憶。改めて遺品を探すと芋づる式に思い出してきて…
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『アルゴス』【第11回】宿川 花梨
頭が良すぎて心理学と考古学を悪用!?暴走宗教団体の関係施設をドローンで探ると…
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『鶸色のすみか』【第11回】野原 ルイ
バス停で見た虫。気持ち悪さと正体を突き止めたい衝動が五分五分で、迷いながらついに…
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『不倫された側』【第11回】及川 夢
妻の不倫相手を問い詰め、別れさせたのに…。今度は妻からの恐ろしい逆襲が始まった!
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『遥かな幻想曲』【第11回】尾島 聡
取材相手からの破格の値引きは賄賂か?商談に不安が募り始める。
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『毎度、天国飯店です』【第6回】竹村 和貢
サークル勧誘チラシの前で、『徒然草』を抱えた美人と出会った…。
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『犬の三楽斎』【第11回】上泉 護
寄る辺ない身の上となった自分を頼り、必死について来るつき丸が哀れに思え……。
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『ぎんちゃんの生きとし生けるものとの対話ー里山生活編ー』【第6回】黒沢 賢成
「可哀そうに、きっと今夜殺処分だよ。あの車に乗ったら最後で、もう殺されるのだよ」
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『庭師と四人の女たち』【第14回】草原 克芳
「何でも勝手に決めちゃうんだから」悪口を吹き込む老婆の小細工…
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『カエルのつけもの石』【第3回】ひろみ
「こんなはずじゃなかった…」願いを叶えてくれた石を、空き缶にポトリ。すると…。
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『聖なる川のほとりで』【第3回】飯島 恭広
グル(教師)紹介の宿とは?ヨガの学びの場、シバナンダアシュラム
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『くるくるさん』【最終回】まきの みそら
【絵本】くるくるかみのけは道具をさせたり、枕になったりとっても便利!
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『忍者風魔 ~戦国時代を生きた風魔小太郎~』【第6回】鏡本 ひろき
【歴史小説】見つからない婚約者。寒空の下、とうとう意識を失い…
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『ミネルヴァの梟』【第6回】御田 観月
「君は会場に行かなくてよい」怒りをあらわにした上役に取り囲まれ…。
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『白川郷―聖なるものの村―』【第17回】遊座 はるか
この村で一体何が?とある単語を口にだすと村人は急に怒りはじめ…。
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『海のように深く、大地のように温かい』【第2回】天馬 ときわ
喉がカラカラの暑い日に飲むキンキンに冷えたラムネは最高!
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『奇譚空間』【第2回】八豆 うらり
日増しに大きくなる黒い影。それは「なにか、しゃべっている……」
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『フェイス⑤』【第2回】ゆきもり りょう
【マンガ】浮気調査のはずが姿を消した亭主、襲われた妻!浮気相手に危険が迫る
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『わたがしに触れたように』【第2回】小林 世以子
優しくて温かい君の呼吸を覚えてる。君に会えて本当に良かったよ。
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『三代の過客』【第2回】大村 泰
朦朧とするなか迎えた終戦六十回目の正午。阪神甲子園球場にサイレンが鳴り響く