暮山 からす

福岡県北九州市に生を受ける。 高校卒業間近に急遽、ミステリーを愛するがゆえ、自分もミステリーを書きたいと志願し、幻冬舎ルネッサンス新社の新人賞に応募。今作を書くに至る。現在書店員として勤務中。

掲載記事

  1. 1
  2. 2

書籍

  • 彼のために人を焼く
    暮山 からす
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    幼馴染だった宮澤小春と月島翼はある事件をきっかけに離ればなれになり高校で再び顔を合わすようになる。月島は再会に胸を躍らせるが、宮澤は彼の態度とは裏腹で距離を置き、月島に忸怩たる高校生活を送らせることになる。そんなある日担任の野口樹の家に火が放たれ野口は火だるまになりながら野外に出て助けを求めた。刑事はその日たまたま学校をさぼっていた月島に容疑の目を向ける。しかし月島は犯人ではない。「まさか宮澤が!?」。
    3つの事件が交差しながら犯人に近づいていく緊張感を本作がデビュー作となる若手新人作家・暮山からすが見事に書き上げている。