小池 光一

1947 年、京都府生まれ。東京で育つ。東京大学経済学部卒業後、金融界に身を投じ、日本銀行理事、宮崎銀行頭取等を歴任。多忙な仕事の傍ら、全国の離島研究をライフワークとし、巡った島数170、その回数延べ500回。著書に、『島のてっぺんから日本の今が見える シマ好きバンカーの島学こと始め』(鉱脈社)。趣味は色鉛筆画。本書のケンカ知事は、母方の祖父である市村慶三・第20代鹿児島県知事(在任1931-34 年)がモデル。

掲載記事

書籍

  • ケンカ知事、南の島へ
    小池 光一
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    奄美大島をこよなく愛する男が、島差別の闇を暴く!
    昭和初期、鹿児島県知事に任命された小島光三。そこで目にしたのは、島民の過酷な暮らしぶりだった。南の島に変革をもたらそうとした男の勇姿を描いた近代政治小説。
    鹿児島県知事として奄美大島の視察へ訪れた光三。薩摩藩の支配下にあった黒糖地獄の時代から本土に利用され、搾取され続けてきた島の姿に衝撃を受ける。その社会構造を打破するべく、男が下した驚愕の決断とは――。