【前回の記事を読む】「音楽は役に立たない、だから本にした。」図書館に入り浸って手当たり次第に本を読んでいるのは、音楽じゃ解決できなかったから…「音楽ってさ、そこそこ元気がないと聴けないよね。ほんとに参ってる時はうるさいよね」とユミが賛同してくれる。文学派のユミにとっては本当にそうなのかもしれない。でも、僕は元来、音楽派だから、これはちょっとおかしい、と感じる。ふと口をついて出た言葉だから、自分の…
[連載]雨の中のレインボー
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小説『雨の中のレインボー』【第11回】葛城 仁
彼女はロックを聴くんだ、「ロック+文学」派か。彼女の短歌?が、クラシックではなくロックを聴く人から出てくる仕組みを知りたい
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小説『雨の中のレインボー』【第10回】葛城 仁
「音楽は役に立たない、だから本にした。」図書館に入り浸って手当たり次第に本を読んでいるのは、音楽じゃ解決できなかったから…
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小説『雨の中のレインボー』【第9回】葛城 仁
「東大合格すごいですね」と言われるが、入っただけじゃ大したことない。この話題が一番つらい。授業はさぼって図書館に入り浸り…
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小説『雨の中のレインボー』【第8回】葛城 仁
「平気なはずないでしょ…でも、三人も子どもができちゃって。一回殴られたくらいで離れるわけにはいかないんだよ」
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小説『雨の中のレインボー』【第7回】葛城 仁
「甘いよ、何もわかってないよ、あんたは」涙をながし、激しい口調で語られた"普通"への憧れ。
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小説『雨の中のレインボー』【第6回】葛城 仁
彼女は一度瞬きをし、顔を少し斜めにずらして僕の唇に唇を重ねた…
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小説『雨の中のレインボー』【第5回】葛城 仁
最難関の医学部に進める可能性はほぼゼロだということを思い知らされた日
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小説『雨の中のレインボー』【第4回】葛城 仁
「どうしてそんなに一人旅がしたいの?」という問いかけに然したる理由がないので説明をうまくできなくて…
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小説『雨の中のレインボー』【第3回】葛城 仁
あとちょっとでアルバイトが終わりという時にバイト仲間が駆け落ち!?
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小説『雨の中のレインボー』【第2回】葛城 仁
それぞれの目的で集まったアルバイト仲間達。一人旅がしたい理由を聞かれ…
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小説『雨の中のレインボー』【新連載】葛城 仁
大学一年生の夏休み、怪しげな?高賃金バイトで真っ赤な外車の女性と…