「……そう。自分のために……、コツコツ薬を作っていたのね」「はい。それで、リドリーさんの時は呼吸音がおかしく聞こえたので……」そこまで言って、アンはハッとした。(そうだ……。それで肺がおかしいのかな? と思って肺炎を疑ったんだ……。そして胸に耳を当てて……)「すみません。ちょっと失礼します……」アンはソフィーの胸に右耳を当てた。「え!? ええ……」戸惑うソフィーの身体の音を聞くと(リドリーさんと…
[連載]死神と森の魔女
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小説『死神と森の魔女』【最終回】青井 森之助
疑いながらも渡された薬を飲むと…「涙ぐみ嗚咽を漏らした」
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小説『死神と森の魔女』【第9回】青井 森之助
医者として連れられてきたのは少女!? まごつく彼女に患者は…
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小説『死神と森の魔女』【第8回】青井 森之助
【小説】嫌な予感を振り払って…「森から彼女を連れ出さねば!」
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小説『死神と森の魔女』【第7回】青井 森之助
急がないと人が死ぬかも知れないのに…森から出られない!
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小説『死神と森の魔女』【第6回】青井 森之助
彼はもう数週間帰ってこない。あの時、言うことを聞けなかったから…?
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小説『死神と森の魔女』【第5回】青井 森之助
「とりあえず。これ、飲んでください」目が覚めると、そこには少女がいて...
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小説『死神と森の魔女』【第4回】青井 森之助
【小説】嵐の夜。瀕死の中年男性を連れた少女に向けられた言葉
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小説『死神と森の魔女』【第3回】青井 森之助
【小説】生きることをあきらめかけた少女が聞いた『声』とは…
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小説『死神と森の魔女』【第2回】青井 森之助
【小説】夜の闇が拡がる森の中で、少女と黒いコートの男は出会う
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小説『死神と森の魔女』【新連載】青井 森之助
「あの森に入っちゃいけないよ…」昔、むかぁ~し、一人の少女が…