まず、スパイスのベースの子が、ライドシンバルをスタンドごと持っていった。ライドがなくなったので取られたときにやっていたビートのキープをハイハットにシフト。そのあとで次に取られるやつを予測したのか、フロアタムを使ってジャングルビートを始めた。息を詰めて観ていた皆から歓声が上がり、異様な盛り上がりだ。スパイスのドラムの平野がフィルインの合間にフロアタムをよいしょっと持ってった。オイオイ、手首痛めてた…
[連載]人間関係貧乏性
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小説『人間関係貧乏性』【最終回】小川 涼佳
「いいから、お前には関係ねーよ」部室で気まずい空気に…
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小説『人間関係貧乏性』【第23回】小川 涼佳
「突然のドラムソロ」指名されたサワはセンスを見せつけ…
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小説『人間関係貧乏性』【第22回】小川 涼佳
自分の気持ちや感情を代弁してくれる「言葉」をいつも探してる
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小説『人間関係貧乏性』【第21回】小川 涼佳
早まるな、俺。今すぐどうこうしようとするな。
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小説『人間関係貧乏性』【第20回】小川 涼佳
自分から誰かを誘うなんて、もしかして初めてじゃないだろうか
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小説『人間関係貧乏性』【第19回】小川 涼佳
バンド名決定。こうやって距離を詰めるんだな、経験値!
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小説『人間関係貧乏性』【第18回】小川 涼佳
出会いは一期一会。やっぱり、人って、大事なんだ。
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小説『人間関係貧乏性』【第17回】小川 涼佳
やっぱりただ者じゃなかった!昂るベースへの情熱
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小説『人間関係貧乏性』【第16回】小川 涼佳
駅前のミスドで、ミーティングという名のオレの歓迎会やってよ
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小説『人間関係貧乏性』【第15回】小川 涼佳
話したら少しイメージ変わったな。 普段もこうならいいのに。
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小説『人間関係貧乏性』【第14回】小川 涼佳
軽音部は女子が多いと聞いて…「決めた!そっち行くわオレ」
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小説『人間関係貧乏性』【第13回】小川 涼佳
中学に入ってから、父親を何と呼べばいいかわからなくなり…
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小説『人間関係貧乏性』【第12回】小川 涼佳
「惚れたから。変な意味じゃない」俺の中にある不思議な安心感
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小説『人間関係貧乏性』【第11回】小川 涼佳
何者だ?一体。「あのドラム」にわくわくした俺は急いで…
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小説『人間関係貧乏性』【第10回】小川 涼佳
俺は心の中で何度も小さくガッツポーズを決めていた。
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小説『人間関係貧乏性』【第9回】小川 涼佳
俺、ストーカー?いやいや、まだ何もしてねーし!
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小説『人間関係貧乏性』【第8回】小川 涼佳
イヤな奴は人生のスパイスだ。間違っても主役にすんなよ?
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小説『人間関係貧乏性』【第7回】小川 涼佳
あたしの歯周炎がうつっちゃうよ!危ない危ない!
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小説『人間関係貧乏性』【第6回】小川 涼佳
早弾きもやるが泣きのブルースも弾ける、イカすギタリスト
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小説『人間関係貧乏性』【第5回】小川 涼佳
元カノ2人に振られた理由「誰にでも愛想がよすぎ、チャラい」
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