【前回の記事を読む】海風が強い地区に建てられた“座敷蔵”。火事に強い耐火性の蔵づくりが普及したとされる。その特徴は、家自体が……──直江の津・今町は、かつて北前船(きたまえぶね)による舟運事業で全国でも指折りの港町として名を馳せた。寛文(かんぶん)十二年(一六七二)、河村瑞賢(かわむらずいけん)が幕府の天領地であった庄内地方の年貢米を、大坂経由で江戸まで運んだ「西廻(にしまわ)り航路(こうろ)」…
[連載]ながれ星 冬星
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小説『ながれ星 冬星』【第10回】石田 義一郎
相手は「おまん」、強者は「ガイッちょ」、他「どうすっと」「だすけ」…関西から肥後、外国まで混じる言葉を使う町
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小説『ながれ星 冬星』【第9回】石田 義一郎
海風が強い地区に建てられた“座敷蔵”。火事に強い耐火性の蔵づくりが普及したとされる。その特徴は、家自体が……
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小説『ながれ星 冬星』【第8回】石田 義一郎
直江の津名物・三連だんご。味見して、というので勘治はあっという間に平らげた。串まで舐めたところで「おめえ、だんご…」
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小説『ながれ星 冬星』【第7回】石田 義一郎
「先月も額を割られた不審な仏が2人も出た。」…誰がやったかわからない、不審な変死体が発見され…
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小説『ながれ星 冬星』【第6回】石田 義一郎
店のご厚意で二階で酒を飲ましてもらった。火鉢で暖を取りながら、襖をちょっと開けて覗くと…
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小説『ながれ星 冬星』【第5回】石田 義一郎
「ニャー」赤毛のトラ模様の猫が入ってきた。すると今まで寝ていた男がひどく怯えた様子でガバッと起き上がり…
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小説『ながれ星 冬星』【第4回】石田 義一郎
その瞬間、ごろつき連中にやられて倒れていたはずの男の目がバッと見開いた。目をつぶったままの少女を見た瞬間だった。
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小説『ながれ星 冬星』【第3回】石田 義一郎
「おう熊、かわいがってやれ!」 巨漢は唸り声を上げ、男の背中に尻を落とした。大きな衝撃が橋全体を包み、関節のきしむ音がした――
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歴史・地理『ながれ星 冬星』【第2回】石田 義一郎
橋を渡ろうする母子から通行料を取ろうと、男が子供に手を伸ばした瞬間二人の間に割って入ったのは…
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歴史・地理『ながれ星 冬星』【新連載】石田 義一郎
風変わりな雰囲気を醸し出している渡世人風の男はどこから来て、どこへ行こうとしているのか…