【前回記事を読む】「貴方に付かせる精霊を聖地から召喚します」――顔をほころばせながらそう語りかけてくる彼女は何歳なのだろう…?「聖地から召喚する精霊は水の精霊と火の精霊。水の精霊は生命の雨を降らせ貴方に従順な存在となるでしょう。名をユタと言います。それに火の精霊は古より数々の悪魔や闇を淘汰した精霊で名をギギと言います。こちらは少し気難しいかもしれません。プライドが高く人間を信用しない性格ですので…
[連載]光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第8回】髙嶋 郷二
普段では拾えない遠くの音が感覚の中へ入ってきた。五感は既に精錬された鉄のようになっていた。もう痺れは何処にも感じない。
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第7回】髙嶋 郷二
「貴方に付かせる精霊を聖地から召喚します」――顔をほころばせながらそう語りかけてくる彼女は何歳なのだろう…?
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第6回】髙嶋 郷二
「また会ったね、光の子よ?」――深い眠りの中で、小さな男の子が話しかけてきた。英良はとっさに「かける君かい?」
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第5回】髙嶋 郷二
「僕はもう長くはここに居られない」揺れる影。帰る時間が迫っている中、かけるが伝えたかった思いとは…
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第4回】髙嶋 郷二
白い猫について行くと、一軒の小屋が見えた。「お入りください」とその猫が言ったように聞こえた。中へ入ると…
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第3回】髙嶋 郷二
気になって見舞いに行くと、「松本さんはお亡くなりになりました」…えっ? 思わず絶句した。かけるは死んだ…。
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第2回】髙嶋 郷二
「お兄ちゃん。たすけて。毎日血が出るの。すごく頭も痛いよ。ぼくおかしいのかな?」あの子の夢、嫌な予感…もう亡くなるのか?
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【新連載】髙嶋 郷二
「五人の聖女。この娘たちに、子を授けるのだ。」―!?酒を飲んでうたたねをしていると、誰かが語り掛けてくる声がして…