【前回記事を読む】「また会ったね、光の子よ?」――深い眠りの中で、小さな男の子が話しかけてきた。英良はとっさに「かける君かい?」「人間には自覚がないこと、それが一番質が悪いんだ。善人の顔をして人間以外の全ての生物を殺す。それがこういう普通の人間なんだ。分かるかい? お兄ちゃん。だから殺すよ。ほらもう、そろそろこの男は生命が消えそうだ」ひどいことするな、と英良は一言反論する。「我々は真の地球意志。…
[連載]光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第7回】髙嶋 郷二
「貴方に付かせる精霊を聖地から召喚します」――顔をほころばせながらそう語りかけてくる彼女は何歳なのだろう…?
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第6回】髙嶋 郷二
「また会ったね、光の子よ?」――深い眠りの中で、小さな男の子が話しかけてきた。英良はとっさに「かける君かい?」
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第5回】髙嶋 郷二
「僕はもう長くはここに居られない」揺れる影。帰る時間が迫っている中、かけるが伝えたかった思いとは…
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第4回】髙嶋 郷二
白い猫について行くと、一軒の小屋が見えた。「お入りください」とその猫が言ったように聞こえた。中へ入ると…
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第3回】髙嶋 郷二
気になって見舞いに行くと、「松本さんはお亡くなりになりました」…えっ? 思わず絶句した。かけるは死んだ…。
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【第2回】髙嶋 郷二
「お兄ちゃん。たすけて。毎日血が出るの。すごく頭も痛いよ。ぼくおかしいのかな?」あの子の夢、嫌な予感…もう亡くなるのか?
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小説『光と闇の相剋 世界を巡る生命の旅—ツインレイと聖女たち』【新連載】髙嶋 郷二
「五人の聖女。この娘たちに、子を授けるのだ。」―!?酒を飲んでうたたねをしていると、誰かが語り掛けてくる声がして…