【前回記事を読む】「道」とは面白いものだ。多摩丘陵に位置する小野路が長きにわたり運び続けた人々の心。 この周辺の話題ばかりで恐縮だが我が家の住所、仙谷という地名は家の裏手を7、80メートル上がった所にある仙谷山寿福寺という寺の名に由来している。禅宗のこの寿福寺に、兄頼朝の加勢をする為にこの辺りで兵を整える用意をしていた源義経と弁慶が暫く逗留していたという。その際残したという馬の鎧と写経が寺宝と…
[連載]句碑と遊ぶ 改訂版
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第7回】松下 与志子
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で話題に! 奥多摩の霊峰、御嶽山を登る。山岳信仰を集めた神域の雰囲気に期待し、宿に入ると...
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第6回】松下 与志子
「道」とは面白いものだ。多摩丘陵に位置する小野路が長きにわたり運び続けた人々の心。
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第5回】松下 与志子
ごんぎつねの舞台地、新美南吉記念館を訪ねる。残した作品の数々に込められた、早くに母を亡くした南吉が書き出す哀しさ―。
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第4回】松下 与志子
性病が原因で離婚、屈辱的な体験、差別を受けながら日本初の女医となった荻野吟子が証明した「努力」と「忍耐」の果てにある希望
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第3回】松下 与志子
【先行配信】「不穏である」という理由で、警察に連行され二年間拘留された!? 俳句弾圧事件で、共産主義を疑われた句とは…
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【第2回】松下 与志子
【先行配信】悲劇の将軍・木曽義仲に心を寄せた松尾芭蕉。並んだ二つの墓は今、義仲寺の静寂の中で語り合っている…
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エッセイ『句碑と遊ぶ 改訂版』【新連載】松下 与志子
【先行配信】松尾芭蕉の句碑…なぜそこに?芭蕉がその地を旅した折に詠んだものだけでなく、訪れたはずのない場所にも…