【前回の記事を読む】【司馬遼太郎と読書】司馬遼太郎の速読術の源は、対立した教師? 二人の関係を読み解くと見えるきっかけ―たまたま欠勤しただけなのか、それとも、すでに上宮中学校を退職していたのかもわかりません。いえることは、昭和十六年の十二月以降、先生の姿は学園の写真資料からは完全に消えてしまったということだけです。戦後の上宮学園の記録にも先生の名前はありませんから、戦後、学園に復帰した可能性はな…
[連載]司馬遼太郎 啐啄の記
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評論『司馬遼太郎 啐啄の記』【第5回】辻本 康夫
【司馬遼太郎の謎】母について一言も話さないのと同じように、『芦名先生』についても意識的にふれていない。もしこの謎が解ければ…
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評論『司馬遼太郎 啐啄の記』【第4回】辻本 康夫
【司馬遼太郎と読書】司馬遼太郎の速読術の源は、対立した教師? 二人の関係を読み解くと見えるきっかけ―
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評論『司馬遼太郎 啐啄の記』【第3回】辻本 康夫
【司馬遼太郎】中学英語教師が残した、一生消えない大きな心の傷…? 授業妨害と勘違いされ、激怒されたが謝らず…
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評論『司馬遼太郎 啐啄の記』【第2回】辻本 康夫
司馬遼太郎の人生を紐解く。小説家としての背骨を作った、御蔵跡図書館。
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評論『司馬遼太郎 啐啄の記』【新連載】辻本 康夫
司馬遼太郎の生誕100年。現存最古の作文を発見した著者が、彼の人生と美学を紐解く。