SXO(SearchExperienceOptimization)に近い考え方
ここからは一部SXOの領域も入ってくるかと思います。横文字ばかり出てきてうんざりしてしまいますが、このSXOとは、一般的に以下のように考えられているようです。
●ユーザーが検索したキーワードに対して正確で信頼性のある情報が提供できているか
●ユーザーが見やすく使いやすいデザインになっているか
SXOとは何か? 徹底解説! より
SXOには様々な解釈があると思いますが、SEO対策を中心として考えると、少し概念が異なってきます。上記のような捉え方も確かにあるのですが、それ以前にもっと重要なポイントがあると考えられます。
ユーザーに合わせるかGoogleに合わせるか
まず、UI/UXとSXOを分けて考えることから始めます。基本的にはこの2つは似ていて、関係性は強く、UI/UXを高める事を目的としたものがSXOになりますが、SEO対策でいうところのSXOは、「うちのサイトはUI/UXに優れていますよ」とGoogleに向けて訴求する施策の事です。
わかりやすく言うと、生身のユーザーに「わかりやすいな」「使いやすいな」と思わせることではありません。UI/UXの大義名分である「ユーザーのために」は綺麗事で、あくまでもそれを判断しているのはユーザーではなくGoogleのアルゴリズムだということです。悲しいことに、現段階では本当にユーザーが求めているものを、Googleはまだ完璧に理解していない可能性が高いのです。
しかしながら、GoogleはGoogleなりの独自の様々な考え方(アルゴリズム)に基づき、ベストな判断を行おうとしているのです。では、Googleがユーザーの求めているニーズとそれに対する回答をどのように捉えているかというと、これは皆さん(検索ユーザー達)の動きをもとにして結論を導き出しています。
そこで一番求められるのは、その「結論」と思い込んでいるGoogleのデータを私達がいかにして知るかといった事になりますが、実は結構簡単に調べることができるのです。