小説 小説 音楽 家族 2022.03.09 【小説】夫婦水入らずで訪れたみなとみらい。その目的は… 遥かな幻想曲 【第1回】 尾島 聡 無慈悲な現実に立たされてもなお、明るく生きた家族の物語。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ※本記事は、尾島聡氏の書籍『遥かな幻想曲』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 遥かな幻想曲 レッスン室のピアノの譜面台に立てかけられていた、シューマン「幻想曲(ファンタジー)」原典版の楽譜。表紙を開くと、扉ページとの間に一筆箋の短い手紙が挟まれていた。
小説 『ゲルニカの上にひまわりを描く』 【第3回】 相原 久遠 15件の不審死の共通点は“ある薬の服用”だった――心臓の強い痛みを訴え、急死した妹。ネットで調べると、妹と同じ薬の服用で15人も… 【前回記事を読む】「君さ、売れる気ないだろ? 暗いんだよ。題材が」小説を書く友人に漏らした本音。僕はこの言葉をすぐに後悔した――「お疲れ様。どうせろくに食べてないんだろ? 旨い飯でも食べに行くか?」 榎本君の気遣いに触れ、僕は秘密を打ち明ける覚悟を決める。「ありがとう。……そうしたいけど、まだやることがあるんだ」なんでもないことのようにそう言ったが、榎本君は表情を暗くした。榎本君がノートPCを静…
小説 『古代ロボ ギルガメス』 【新連載】 モジオ31 第2次大戦末期、南極ピラミッド調査中に起きた緊急事態。肉塊と化した曹長、天井に貼り付いたままの少尉…唯一生き残った男は—— 宇宙は沈黙の淵に眠っているのではない。宇宙は語る事を欲し自己言及的な自己認知性をもって自らの最大化を目指す。しかし、それは生命装置でもなく、無機物でもないただのテロス(目的)。ホロジカルな構造は知的生命体の決断によって、その多層宇宙を生む。ひとつの希望が未来を生みひとつの決断が宇宙を生む。ここに見た希望とこれを読む決断は過去も未来も超えて非線形的円環の世界の理を知るのであろう。どこまでも続く水面…