親子えんそく

親子えんそくは、毎年10月の第四土曜日に行われます。

当園の親子えんそくは、”うんどう会”と”おもしろうんどう会”とが、一連の行事になっているものです。というのも、”うんどう会”は当園の場合、他園と違って0才児、1才児、2才児の親子競技を行わないのです。ほとんどの保育園、幼稚園、小学校では”うんどう会”の1日に親子競技や、入園予定の子どもや地域のお年寄りの参加するプログラムを設けています。教育的に高い内容のものを実現しようという意識を失っているように思います。

当園の親子えんそくは、歩いたり自転車やクルマで行くことのできる大阪府の遊水機能を持った「深北緑地」の芝生で行っています。深北緑地で行う以前には、大阪城西の丸庭園や鶴見緑地などにも出かけていました。

緑地に着くと、芝生のところを使って”小うんどう会”を行います。全クラス対抗での親子競技、クラス対抗の綱引き、障害物競走、全員の体操、フォークダンス、そして昼休みにはクラスごとに別れ、おべんとうと父母の会の準備によるおやつを食べます。

クラス対抗競技では得点をつけますので、閉会式では集計結果を発表し、1位のクラスには優勝カップを園長から渡します。この優勝カップは手作りのもので、長い間受け継がれてきたものです。

また、対抗競技にはそれぞれの順位にノートや洗剤やお菓子などの景品を用意し、個人やクラスごとに渡します。遠足の時間を有効に使うとともに、内容の濃いものにするため、担当の先生が中心となり、プログラムの構成・進行を引き受けます。9時半過ぎから始めて午後2時頃に現地で解散します。

優勝をかけて親子競技もヒートアップ!