夏まつり
現在の模擬店は、その年の父母の会と役員さんと職員で相談して決めています。
たとえばある年は、くじびき、フランクフルト、ミックスジュース、コーヒー、お茶、ヨーヨー、そして、むしパン、マフィンなどの手作りのお菓子のお店が出ました。
なかでもフランクフルトは、お父さんがたも一緒になってボイルしたソーセージを鉄板の上で焼きケチャップをつける本格的なものです。
チケットは、全園児には一組のセットを約一週間前に配ります。そして、その年の卒園児には案内のはがきとジュースとフランクフルトのチケットを送ります。地域の人や卒園児も約一週間前に購入してもらっています。
ヨーヨーが約四〇〇個、フランクフルトは約五〇〇本というような数になり模擬店は大盛況です。子どもも大人も約三分の二が浴衣を着て、また職員も浴衣あるいは半被姿で参加します。
地域の盆おどりは毎年続いていますが、若い人がおどることが少なくなり、子どもに町内会からお菓子を配るぐらいの行事になっています。
当園の夏まつりは、子どもも若い人たちもおどり、にぎやかで楽しい雰囲気になっています。まつりの最後には、打ち上げ花火と噴き上げ花火が約二〇本上がります。
卒園児(ときには高校生も)や地域の人、そして卒園児のお母さんやお父さんも多数参加するので、同窓会のような雰囲気になっている様子も見受けられ、地域にとって、なくてはならない夏の催しになっています。
お泊り保育
お泊り保育は、午後二時に集合し、五才児全員と職員全員で開会式を行います。
五つくらいのグループに分かれ、グループ担当の先生と一緒に近くのスーパーへ食材を買いに出かけます。園に帰って、前日に家から持ってきていたまな板と包丁を使ってグループごとに料理をします。
作るメニューは、サンドイッチやフルーツポンチ、サラダ、串焼きなどです。厨房では、先生たちがおにぎりやのり巻きやからあげ、スープなどを作ります。
そして、園庭に面した廊下に鉄板を持ち出して、牛肉、ウインナー、なすび、たまねぎ、コーンも担当の先生が焼きます。園庭にテーブルクロスをかけた食卓を六つぐらい設けて、全員でバイキング形式で食事をします。
その後、全員でゲームやフォークダンスをし、キャンプファイヤー、肝試しをします。五才児クラスの全員と先生たちがめいっぱい遊ぶのです。
肝だめしの出口のところでは「ヤッター賞」として先生たち手作りのメダルを受け取ります。