俳句・短歌 四季 2021.10.13 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第75回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 雨粒あまつぶの滴したたり受ける春の宵 ポツリ濡れてもまた気持ち良い 晴れやかな日曜の朝深呼吸 陽光ようこう浴びて草木くさき息づく 鴇色ときいろに此の上も無く麗うるわしく 空が照り舞う春の夕暮れ
小説 『東京フェイクLove♡[2025年話題作ピックアップ]』 【第6回】 川田 レイ 「もう、我慢できなくなるなぁ…実は出張サービスもやってて、僕をホテルに呼べるんですよ?」施術後、新たな誘いをかけられ… 【前回記事を読む】LINEでリクエストした通り「これでいいですか?」と施術師の腕の中に引き寄せられた。さらに指が、驚くようなところに伸びてきて…「あの、流星くんとくっついて思ったんですけど、2人の身体がぴったりしてフィット感が凄くないですか?」「俺もそう思います」そう認めあって、2人は後半2時間のアロマオイルマッサージを飛ばしてずっと抱きしめあった。真由子は流星にしっかり抱きしめられ、忘れていた…
小説 『TOKYOメトロポリスの片隅で』 【第4回】 美園 あかね 片思いばかりだった女子が結婚!しかし体重が6キロも増えて断食ヨガ合宿へ。痩せた姿を本当に見せたいのは夫ではなく… 【前回の記事を読む】「ほかに好きな人ができた。別れてほしい」5年付き合ってきた彼氏に、突然別れを告げられた。結婚の約束もしていたのに…年が明け、二〇一一年。美羽の携帯電話に櫻井からメールが届く。〈明けましておめでとう。同窓会は楽しかったね。機会があったらまた会おう〉美羽は返信した。〈明けましておめでとう。公務員試験受かるといいね。よい一年になりますように〉その年の三月、東日本大震災があった。東京…