訪問中は先生にも会わせていただきました。先生は日本語があまり得意ではないらしく、オーナーとは100%英語のやりとりでした。僕は全く喋れないのでニコニコして聞いているだけでした。しかし、果敢にも日本語で先生に話しかけてみました。出身はどちらですか。日本に来てどのくらいですか。日本はどうですか。難しい表現はオーナー様が通訳してくれました。
〈その日行ったこと〉
・定款や登記簿の基本的な資料の確認
・今回の契約において弁護士に仲介してもらうかの確認(結果、費用は折半で弁護士を通して契約を交わすことになりました。)
・金額の確認
もともと話を詰めた段階で訪問したので、やるべきこともお話もスムーズに運びました。その日はこれで広島を後にしました。
次の日、オーナー様より電話が入ります。
「他の方もいらっしゃいますが、中田さんに一番熱意を感じました。私は中田さんにお願いしようと思います。他の方には私からお断りの電話を入れておきます」
ありがたいことに、早々にお電話で成約内定をいただくことができました。そして「金額に関しては早めに進めていただけたため、●●●万円にします」とオーナー様からご提案をいただきました。
私からも「12カ月経って数字の改善が見られたら、●●万円を支払う」という提案をさせていただき、最終結論は約●●●万円+利益を出せたら●●万円支払いするという形で合意しました。
またオーナー様にしばらくは経営をサポートしていただく件も、「半年は難しいが、9月に契約し12月末までの3カ月間は空き時間にサポートしていただける」という運びとなりました。オーナー様には本当に感謝しかなかったです。
その後は、契約書の作成を弁護士に依頼したり、先生や生徒さんたちに事情を説明したり、税理士さんを探したりと、引き継ぎに向けて動いていきました。ちなみに、弁護士はオーナー様経由で依頼していただきました。契約書の作成と仲介などで約20万円でした。弁護士費用は、オーナー様と私とで折半しました。