俳句・短歌 四季 2021.06.18 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第58回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 晴れ間射し気温は夏日に上がるけど 風は清涼薄雲の保護 温み有る清すがしい風と霞かすみ空 ピュアな心が噴ふき出して来る 生活の周囲環境緑化され 日々に新鮮空気美味おいしい
小説 『東京フェイクLove♡』 【第21回】 川田 レイ 「個人でお金を払うので、また会えませんか?」…返事を待つ。深夜になって、短く悲しいLINEが届いた。 【前回の記事を読む】まさか私がNG客にされるなんて…毎日何かしらLINEを送ってみるが、前みたいに返信は来なくなった。自宅マンションの仕事用の部屋で眼鏡をかけた流星が醒めた目でパソコンの画面を眺めている。その画面には、真由子が最近1ヶ月流星の個人掲示板に書き込みした通知がずらりと並んでいた。真由子が6月初めに掲示板書き込みを告白した後、真由子に不信感を抱いた流星は、知り合いの業者に頼んで、真由子…
小説 『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』 【第17回】 月川 みのり 夫と女の密会を見た私は、雨の中を飛び出した。ベンチでうずくまっていると、ずぶ濡れの夫が現れて「全部説明する」と… 【前回記事を読む】「お願い…5分だけ」中から女性の声も聞こえた。その声は次第に熱を帯びていき…夫は女性と2人きりで一体なにを?どれくらいそうしていただろう。雨音に混じって、足音が聞こえた。ぬかるみを踏む重い足音。東屋の入り口に、ずぶ濡れの雅彦が立っていた。髪が額に張りつき、シャツが体に貼りついている。息が荒い。走ってきたのだ。「よし子さん——」「来ないで」「来ないでと言われても来ます。あなたがこ…