正面突破
最近お年寄りがクレームをつけてレジなどで大声を出されているのを見かけます。怒りのブレーキが効かずに切れるようです。
どうも40歳位から理性を働かす前頭葉が衰えていくようです。ただ切れるお客様側にも問題がありますが、応対する側にも色々問題があると思います。
とはいえ、たまに疲れ果てるのが、クレームではなく使用方法や返品方法などを教えてもらいたくてコールセンターなどへ電話すると、長い話し中でやっと繋がったら違う部署へ電話してくださいと振り回されることがあります。
これはさすがに切れそうになりますね。私も長年百貨店という小売業にいましたのでクレームはイヤというほど経験させられています。
いくつかすごいクレーム経験がありますが、母の日にお子さんたちが贈った商品券で私の売り場のワンピースを購入されたお客様が、息子さんたちにその日見せたいということで着て帰られました。
ところがプライスカードを販売員が切り忘れてそのまま帰られるところを店内見回りの保安担当が見つけ、「値札が付いていますよ」と教えてあげると逃げるように去られたので、おかしいと思って追いかけて犯罪者扱いをしてしまいました。
直ぐにこちらのミスが分かりそこは何とか収まったようですが、その話を聞いたご子息たちからクレームの電話が入りお詫びに伺いました。
20歳前後の少しやんちゃそうな男のお子さん3名が待たれていて正座を2時間してお詫びしましたが収まらず、翌日もお伺いしてどうにか許していただきました。
他にあげればきりがないほどクレームを経験しました。ただ私は売り場の販売員達に注意したのは絶対逃げないようにということでした。
言い訳したり、他の部門にたらい回したり、逆にお客様のせいにしたりするのは厳禁にしました。
まずお詫びして、しっかりお客様の言い分を聞いてから冷静に対処するように徹底していました。お陰様でクレームは多く出ましたが、小さな時点でうまく収めてくれていました。
人生全て逃げずに正面突破することが一番良い勝ちきり対処法であると今も信じています。
お金持ちほどケチ?
ケチに近い言葉に倹約という言葉があります。
この二つの意味の違いは何でしょうか?
ケチと倹約の一番大きな違いは、同じようにお財布のひもが堅くても、倹約家は必要なことならお金を使うということだと思います。
ここでいう必要なこととは自分や自分の周りの人たちを高めるようなモノやコトです。例えば学費や書籍代、仕事上のファッション代などです。