探検家のアーネスト・シャクルトン卿が1914年に南極探検隊員募集のために、ロンドンの新聞に出したといわれている非常に有名な広告です。ビジネスの現場でも、新規事業立上げメンバーを社内で募る際に引用している事例を聞いたことがあります。


私が講師を務める大手企業の中堅社員向けマネジメント研修で、「あなたのアイデアの実現に挑戦してはどうですか」と水を向けると「難しいです」という答が返ってくることがたくさんあります。そこで、「失敗しても生命までは取られないでしょ?」とお話すると、皆さん「あっ」という顔をされます(主体的な「挑戦」とは別次元の事象である過労死などは別です)。

どんな挑戦も、シャクルトンの南極大陸よりは割が良いものばかりなのに、しり込みしていてはもったいないなと思うのです。