駐在員の車は全てエアコン付にしているので車内に入れば助かるが、タクシーで移動しているときにはたまらない。こんな空気を吸って通勤しているスタッフに頭が下がる。
冬場の1月末、日本に一時帰国しようと21時頃市内から空港へ向かった。空港へ近づくにつれてスモッグが酷くなり、空港では視界10メートルくらいしかない。飛行機が飛ぶかどうか不安になったが、チェックイン、搭乗と通常通り進んだ。ところが滑走路まで出て、離陸ポジションに着いたところで管制塔の許可が下りない。
23時45分発のフライトで、機長は3時まで粘ったがスモッグは晴れず、断念して引き返した。フライトは翌日午後に遅延となり、休日を1日損した。
コルカタは多湿だけではなく、若干内陸部になるためスモッグが発生し、海抜が低いため洪水もある。インド人が転勤を敬遠するのも分かる。