【前回の記事を読む】給料が増えたはずなのに、なぜ生活は苦しくなる? 同じ1万円でも、以前より買えるものが減っている…額面だけでは見えない「購買力」とは

2 購買力とは――「同じ1万円」で買えるものの違い

インフレ、デフレ、シュリンクフレーション

インフレ=モノの値段が上がることなので、インフレになると1万円の力が弱まります。反対に、デフレ=値段が下がることですから、デフレのときは1万円の力が強まります。

また、シュリンクフレーション=値段はそのまま、中身だけ減るということもあります。たとえば、チョコの箱が小さくなったり、ポテチの袋の大きさは同じように見えたりするのに、中身ではなく、空気が増えていた、なんてことを想像してみると分かりやすいかもしれません。

1万円の“強さ”は場所と時代で違う

・時間:昭和の1万円=今なら何万円?

・場所:東京のランチと地方のランチ、同じ金額でメニューが違う。

・通貨:円安になると、海外旅行先で「え? 高っ!」と実感する。

購買力を左右するもの

・物価(インフレ率)

・収入(名目vs実質)

・金利(貯金がインフレに負けていない?)

・税金・社会保険(手取りはどう?)

・為替(円高・円安で輸入品が変動)

・品質(見えない劣化や内容量の減少)

購買力を守る7つの習慣

1.固定費を見直す(スマホ、保険、サブスク)。

2.“安物買いの銭(ぜに)失い”を避ける(長持ちする良品を選ぶ)。

3.まとめ買い&冷凍食品で無駄を減らす。

4.契約の工夫(電気・ガスは各社のプランを比較!)。

5.貯金だけに頼らない(株、不動産、コモディティ=商品先物市場で取引されている商品に投資すること、などに少し分散)。

6.スキル投資(技術や知識を身につけ、収入を増やすのが最強の防御策)。

7.為替(かわせ)を意識(海外旅行・留学費用はタイミング分散)。