後ろから、

「美樹、僕どうだった? 体の相性は合格?」と優しく抱いて耳元で囁いた。

「ええ、最高に良かったわ。最高点で合格よ」

「ご褒美に日曜日まで僕といる事、いいね。美樹」

昨日から名前を呼び捨てになっている。こそばゆいけど少し嬉しい。うふふふ。お化粧は、持っている化粧ポーチの中身、ファンデ、チーク、アイブロウ、グロスで簡単に済ませて買い物に出かけた。知り合いのブティックがあるらしい。

「これは、どう?」

値段を見たら、ワンピースが、な、な、何と十万円!「いいえ、自分で選ぶから」と言って出た。ブラウス、二枚で一万円。十分、仕事にでも着れる。

「後、下着コーナーへ」

涼真君、自分の好みのブラとショーツのセット。不思議とサイズがピッタリ合っている。コンビニで化粧落しと化粧水を購入。

「軽く、お昼を食べよう」

パスタ屋さんへ。

「映画でも見ようか」

「ホテルで、ビデオでも見ましょう」

「美樹、足元が、スースーして、落ち着かないんだろう。アハハハハ」

バレている。四時頃ホテルに着いた。

「疲れた~。たくさん歩いたね」

「僕、とても楽しかった。美樹といると疲れないし楽しいんだ」

「あら、嬉しいわ」

急いで買い物した荷物を開けて下着を探していたら、涼真君がテレビを見ながら、

「どうせ、すぐ脱ぐから着なくてもいいんじゃないかい?」とニヤニヤ笑っている。

私は自分でも顔が赤くなっているのが分かる。

「いや~ね~。何言っているの!まだ、四時よ」
 
急いで、シャワーに入って、着替えた。さっき買ったブラウスは素敵。

「着替えたの?」

「ええ、スッキリ。ねぇ、見てさっき買って貰ったブラウス素敵でしょう」

ブラウスには興味が無い。

「さぁ、それでは僕の胸を触ろうかな~。買ったブラジャー見せて」と。

今、着たばかりのブラウスを脱がし始めている。

「やっぱり、綺麗だ。似合っているなぁ」

「何しているのよ。ビデオ見ようよ」と立った。

若いって体力が違う。私は疲れて横になりたいが襲われそうだからベッドへは行かない。ビデオを見ながら二人でウトウト。気持ちがいい。
 

 

「ひとりの夜に、こっそり読みたい大人の恋愛ピックアップ」の次回更新は9月15日(火)、22時の予定です。

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