【前回の記事を読む】仕事も家庭もうまくいかず、「そんな日もあるさ」と笑えていたが…普段なら流せる一言にカッとなり、大切な人を傷つけた。その後、私は…

第1章 今動き出せないあなたへ

第3話 【光と闇はグラデーション】

怒りの先にあるのは、後悔と悲しみです。瞬間湯沸かし器のように感情を爆発させるのではなく、鉄の土瓶でお湯をゆっくり沸かすように、時間をかけて心を温めていきましょう。

人は感情一つで「天使」にも「悪魔」にもなります。だからこそ、人生の最後に「天使で終わる」と胸を張れるように、どんなことがあっても落ち着いた感情でいたいものです。

これは人生を通しての課題であります。魂は目に見えませんが、見えないものほど本当に大切なものだと私は信じています。

第4話 【愚痴は心のゴミ屋敷】

日曜日の喫茶店は大混雑。一人で紅茶をすする私の周りには、休日にお茶を飲みながら、会話を楽しむお客様で溢れかえっていました。

カップル、友人同士、婦人サークル系等々、私は「ものまね」と言う仕事をしているからか、元からなのか? とっても耳がいいのです。

地方でホテルに泊まると、どの部屋か分かりませんが、遠くで聞こえる、おじさまのイビキであろう音まで耳が拾ってしまう。

まぁイビキはともかくとして、私の耳は人の会話を拾ってしまうので、嫌でも周りの人の会話が聞こえてくる……多いのが……「愚痴」であります。

内容を聞けば、分からなくもない話ですし、愚痴は良くないと分かっていても、胸の内を誰かに聞いてほしい。私も若い頃そうでした。

今思い返せば、私もうまくいかないときにポロポロと、不満をこぼしていた時期もありました。気づかぬうちに口から漏れる“心のため息”のようなものなんですよね。