その結果は「ユウ」。名前の意味は「友(トモ)」(英語のフレンド)、ということで決定した。
今思い返すとユウは活発なエネルギーを持って生まれていた。家に来たばかりの幼い頃、特に活発な動きをした。幼いユウはわたしのパソコンの周りを邪魔だと思うくらい何度も旋回した。多分家中を絶え間なく動き回っていたのだろう。何しろその時、わたしは内心とんでもないものを飼ってしまったと後悔し始めた思いがあった。しかしその期間はすぐ過ぎていった。
ユウが一歳になるというので餌を大人用に替えなければと思い、一歳からという餌であるカリカリと缶詰とを買ってきた。
それがトラブルの始まりだった。
ユウは、わたしが買ってきた大人猫用の餌を吐いた。
そんな経験のなかったわたしたちは動転し、時に餌の生産者にも電話で苦情を言った。
しかし以後、ユウはいろいろ餌を替えてもその餌を吐くようになった。
初めの頃は餌に問題があるとの判断であったが、吐き続けるユウを見て、ユウの体を思い病院に連れて行った。しかし医者でもその問題は解決出来ず、ユウの「吐く」はそのまま続いた。
一歳のある夜、ユウは悶え苦しみ出した。通常の診療時間は過ぎていたが、緊急事態だった。
試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。
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