【前回記事を読む】戦地にすら行かない現代の主導者…敗けても死なない・逃避行もしなくて良い。その結果…死んでいく兵士や国民は怯えながら……
第2章 砂漠の緑化編
2 無用の長物、砂漠を宝の山に変える
地球国ができて軍事費がゼロになれば、
そのために使われる年間250兆円の一部を使って地球温暖化政策を進められます。
200年後の未来へ、地球上の砂漠地帯の周辺を緑化して農業生産地帯に変えられます。
砂漠地帯周辺の草木がまばらに生えている地域に貴重な水を誘導して農業生産できる地域に変える事もできますが、砂しか無い、岩しか無い、純然たる乾燥地帯を農業生産地域にするには無理があります。
そこで、超乾燥地帯は年中雨が降らない太陽光線に恵まれた地域を太陽光発電エリアにします。もっとも、砂漠ですから砂嵐、強風が吹く、砂によるパネルの傷、砂が積もる、などソーラーパネルにとってマイナス要因もありますが、強烈な太陽光は利用価値があります。砂漠の中で地域を選び超大規模な太陽光発電を導入します。
作った電気は送電線で砂漠近くの海に向けて送電します。海に面したそこには海水を浄化して真水に変換する工場を作ります。技術革新により、安価に海水を真水に変換する技術を開発、できた真水を砂漠地帯に送る給水パイプラインの送水ポンプを作り、その電力も賄います。
砂漠の近くに河川が有れば、河川の河口部から直接水を砂漠に送ります。何故、河口部から取水するかというと、河の途中から砂漠に水を供給すると、河川を利用して生計を立てている人たちの利権を取り上げる事になり、河川を利用する人達の反感を買い、事業者の反対圧力で河川から取水できない恐れがあるからです。
河川の流れの途中でなく、河川が海に注ぐ手前、汽水域で取水します。綺麗な真水でなくても樹木散水はできるので、海に注いで真水が海水になる前に取水するのです。
砂漠の樹木散水と灌漑用なので、人間が飲める真水にする必要はありません。安価で大量の水を得る必要があります。できた水は、砂漠地帯まで、太いパイプラインで地上を這い、石油パイプのように、山をくり抜いて延々と遠い砂漠まで運ばれ、一時的に貯水されます。そこから灌漑用水路を通じて散水できる範囲に植樹します。
砂漠でも砂漠の中心は岩石と砂ばかりで草木も育たず、灌漑用水路も水を満たしても蒸発力と地中に吸い込まれる量が多いので、このような地帯を除きます。砂漠周辺の草木もまばらながら繁殖して、村落もあり、農耕や放牧で生活している人がいる地帯から始めます。
砂漠のある国の位置により植樹する樹々は、土地に適した植物を植えます。
砂漠地帯の周辺が草木に覆われるとそこでは、新たな環境が生まれ、環境が変化すれば新たな仕事が派生して、緑化された土地では放牧、果樹園やコメの生産、野菜の生産など一大農業生産地域が生まれます。
多くの人に仕事を与え多くの人が住みつくと村落ができて、砂漠を緑化する大勢の人も増え、経済活動が活発になり、街が生まれ莫大な経済価値を生み出します。
地球温暖化防止と、今まで無用の長物だった砂漠を宝の山に変え、ソーラー発電と食料生産などで経済発展し、砂漠がある為に困っていた国が、砂漠から莫大な富を作り出すことができます。
ただし、日本の鳥取砂丘は観光施設なので緑化しません。
むしろ、海面の上昇により、砂が減少して砂丘が消える事の方を心配しています。