日曜日の朝。

パンを焼く匂いで、起きてきた。

「おはよう。いい匂いだ~」

「ええ、ちぎりパンを焼いたの」

食事もしっかり食べている。良かった。

「コーヒー、淹れましょうね」

「ああ、たのむよ」

新聞を読んでいる。いつものスタイル。一安心。

「午後、ショッピングでも行こうか? 夕飯は外で食べよう」

「欲しいものがあるの?」

「君に記念のネックレスを買いたい」

「何の記念?」

「君が僕の宝物、と確信出来た記念」

「変な記念ね。でも嬉しい。フフフ」

手をつないで、お出かけ。

 

ある金曜日の夕方。今日は丈哉さん、食事会があり、帰りは遅い。

ピンポーン。

「あら、誰かしら?」

インターホンに女性の方が映っている。

「はい。どちら様ですか?」

「丈哉の前の妻です。あなたにお話があって来ました」

「初めまして。佐和です」

「香子です。どうぞ、お上がりください」

リビングに案内した。

「家、立てたんだ」

お茶を出した。

「お構いなく。座ってください」

「お話って、何でしょうか?」

「丈哉と別れてほしい!」

 

『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』の次回更新は8月10日(月)、20時の予定です。

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「彼と別れて」「身勝手すぎる!」「あなたは私の代わりよ!」夫の留守中にやってきた元妻と言い合いに。すると玄関が開き…

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42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート!

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