【前回の記事を読む】「無理だ」と呟き、7階のベランダから身を乗り出した長男……朝の集会に入れず帰宅した彼を「そんな小さなことで…」と叱った後だった

第1章 片づけられない生活からの脱却!

パンデミックのおかげで

片づけお掃除の会社を起業し、コンサルタントとしてのスキルも身に付けたものの、思いと経営はまったく別モノで一筋縄ではいきませんでした。

経営や会計の知識も乏しく、資金計画や調達、集客、そして人材管理や育成など課題が山積みの中、組織の立て直しを進めていく半ばに大切な従業員が離れてしまうという出来事があり、経営者としての未熟さとそれでも前に進み続けなければという思いの中で、方向を見失いそうになっていました。

その頃の私はいつも疲れていて、帰宅するとソファーに横になり、見たくもないテレビをだらだらと見ながら寝落ちしてはソファーの上で朝を迎える、ということがよくありました。

食生活の乱れから、気づいたら体重は10キロ以上増加し、これまで好きだった服も着られず鏡すら見ることができなくなっていました。

そしてさらに追い打ちをかけるように、2020年初頭から始まった「新型コロナウイルス感染症」によるパンデミックで仕事が激減するといった予想もしない出来事が起きました。

いろいろなことで自信喪失していた私にとって「ロックダウン」「ステイホーム」「外出制限」は、私に休息と考える時間を与えてくれました。

ちょうどコロナも落ち着いた頃のことです。私は50歳を目前にして子育ても落ち着き始めたタイミングで、これからの人生を心身ともに軽く生きていきたくて、部屋だけでなく仕事、行動、思考の4Sを始めました。