【前回の記事を読む】畑の一部が草むら化する理由──ほぼ自給自足で、広大な畑を3か所管理するのはキツくなってきたが…理由は、“キツいから”ではない。

8月

8月9日 田部井せんせを想う

今日、8月9日は、田部井せんせの一周忌だ。去年の竹灯りのポスターを持っていって、亡くなっていたこと知ったけど、もう、また、1年が経ったよ。

 

田部井せんせいのお住まいの近くの、でっかい杉があってね、そこに仏を見た、っていう、せんせの絵なんだね。

おっもっしょいおっさん、だったよ。世代は20歳以上違ったから、偉そうにオモシロイなんて言っちゃいけないんだけれど、好きだったな。

オイラみたいな初老爺さんと、大爺さんの関係なんか、若い世代の人たちからすりゃ、「たかが、爺い同士の、井戸端会議だろ」って、バカにされるだろうけどさ、若い子らには、なかなか入れない、人間の深さがあったよ。

言葉のやり取りなんか、それを受ける側によって、まったく違ってくるよね。

ちゃらちゃらした、軽い言葉の投げ合いのような若い子らの会話聞いてると、ボクらには、何ていうか……「このまま、この子たちが歳を重ねてしまったら、……どうなってしまうんだろう」まで、思っちゃうのです。

が、若い子らからすっと、「それこそが、爺いの、愚痴じゃねえか、くだらねえ」って、ことになるんだろうね。

拝啓、天国の田部井先生、その後、どうですか……

 

天国でも、陶芸してるんですか? せんせには、「残したもの」があるからいいですね。

あの茶碗は、大事に使えば、半ば永遠に残りますもんね。

ただ、せんせんちにいっぱいある、せんせの作品、何とか……みんなに紹介したいですよね。

先生、一年は速いです。あっという間に駆け去っていきます。オイラも、そのうち、そっちに行きます(行きたくないけど……)。そんときは、よろしゅう、お願いしますよ。

今日はナガサキの日でもあります、7万人以上が亡くなった原爆の日ですよね。

田部井健二せんせ、「戦争をやっちゃならん!」ばかり、言ってござった。

今日はそんな田部井爺さんの……一周忌だよ。