義父の出す"クイズ"にげんなり
定年退職してから、義父との関係がこんなに大変になるとは思ってもいませんでした。
妻の父は80代で、今も矍鑠(かくしゃく)としており、週に一度は我が家に顔を出します。
それ自体はよいのですが、困るのは「手土産」です。
毎回、近所のスーパーで買った缶詰や乾物を、大きな袋に詰め込んで持ってくるのです。ありがたいといえばありがたいのですが、それで終わらないのです。
帰り際に必ず、クイズを出してくるのです。「あれ、いくらだったと思う?」と。
高い値段を言うのも安い値段を言うのも難しく、濁しているとだいたい誇らしげに値段を発表するのです。
実は義父は、値引き商品が大好きで、妻いわく「いいものが安く買えたと自慢がしたい」のだそう。
善意だと思いますし、義父にとっては生きがいなのかもしれないので、断るほどのものでもないのですが……毎週やってきて、クイズを出されるのは、結構面倒なものです。毎週憂鬱な気持ちで土曜の朝を迎えています。
たそがれ横丁さん(60代・男性)
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