23日目 2024年10月11日(金)

●気温:25℃ ●天気:晴れ ●予定距離:31km ●参拝目標:なし ●宿泊予定:農家民宿森本まる

朝、宿泊した《民宿青岬》の部屋から見える、高知県で見る最後の海をスマホで撮影。

沖を航行する船も見える。また、しばらく海から離れることになる。

朝食の横に、丁寧に紙に包まれたお弁当が置かれていた。お弁当なんて頼んでいないのにと思ったが、今日のコースにはコンビニも、トイレも、自販機もない過酷な道。女の私にとって大変条件の悪い道で、お弁当は涙が出るほど嬉しい。女将の心遣いが朝から胸に染みる。

足摺岬の札所は岬にあり、四国遍路の中で唯一、打ち戻らないと次へ行けない区間。戻らなくても行けるコースもあるが遠回りになる。蓄積された疲労がピークを越えた身体では1cmも遠回りしたくない。しかし死ぬ思いで歩いてきた道を戻るのも嫌で、路線バスで打ち戻り区間を戻ることにした。

朝食後、女将さんと写真を撮り、千葉から区切り打ちで来たみさ&さとちゃんチームと一緒にバスに乗った。彼女たちは《自称、怠け遍路》で四万十の中村駅まで行って電車で39番札所へ向かう。彼女たちは数時間後にはお参りを済ませているだろうが、私は今日中には辿り着かず、山の上の三原村で1泊だ。

さとちゃんたちは、バスの窓から「ネーサン(私はいつもこう呼ばれる)頑張れ~!!」と女子高生のような応援をしてくれた。手を振る彼女たちを見送り、私は三原村目指して山中のバス停《市野瀬》で下車。ここから三原村まではずっと登り坂だ。

次回更新は7月14日(火)、18時の予定です。

 

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