「えっ、私が……ですか?」
そうアミが答えると、右手の薬指が反応し、七色に輝き始め、まばゆいばかりの光を放ち始めた。
「普段は、このように反応することはありません。あなたのところに現れる人も、すぐにはその人とわかりません。しかし、ある特別な環境で、その人とわかるように指輪が反応するのです。さぁ、行きなさい。アミ……」
アミはそう言われると、強い衝撃を受けて、その場に倒れてしまった。
しばらくして、アミが目を覚ますと万幸脈から流れてくる川のところにいた。マナはアミを見て、ニコッとほほ笑んでいる。アミはマナに話しかけた。
「秘密の花園に行ったよね……?」
ウンウンとマナはうなずいている。
「そこで、女神様に会ったわよね……?」マナは、ウンウンとうなずく。
「そこで、大切な使命を女神様から授かったわよね……」
マナは、さらにウンウンとうなずきながら、テレパシーで、
『アミ、女神様は、龍の国の希望となる人を見つけるように言ったよ。その人に会った時に指輪が特別な反応をすると言ってたよ……』
アミは、自分の右手の薬指の指輪を見て、不思議そうにしていた……。
試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。
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