【前回記事を読む】経済の原点は物々交換ではない!? 物々交換がその場でできるなら貨幣は必要ない。つまり貨幣とは―
第一章 脳内デトックスから始めよう
――革命とは初期設定の変換――
3 現代の3つの神
C 3つの主義の違いは、運営スタイルの違い
ついでに言いますと、よくわからないのが共産主義、社会主義、資本主義の違いですよね。実は凄い簡単なんです。3つとも実態は記録と集団力です。
集団力の維持で必ず問題になるのが再分配の問題です。
僕達の多くは働くことによって築いた富を一回一カ所に集めます。それから計画にそってみんなに還元します。
その時に誰がどれだけの量の記録=貨幣=他の物やサービスをもらえるのかが問題になります。その分配のシステムの違いです。
「社会主義」では、沢山稼いだ人間から沢山税金をとり、その分をあまり稼いでいない人間に回すシステムです。
基準は国家です。国家が運営する平等社会を目指すのが、社会主義です。
「共産主義」は国家のない社会を目指しています。
全ての富をみんなに平等に分配します。集団の運営は話し合いです。
「資本主義」では、市場が勝手に上手く還元してくれる、という基準です。
市場はみんなでやるものなので間接的民意が基準です。
要はこの3つは全て平等を目指しています。
違うのは、分け前を決める時の決め方の違いです。なんかちょっと、冷戦とか、共産主義革命などが凄く下らないことにこだわった活動に一瞬見えてしまうのは僕だけでしょうか。
ザックリと流れを見れば、かつては王様や貴族が我々から搾取をしていた。彼らを打倒して新しいシステムで平等社会を作る、という主義です。
共産主義は現実世界にはありません。共産主義は実現不可能だったと言えます。社会主義社会では国家の支配者が民から搾取しています。資本主義社会では金持ちが民から搾取しています。つまり同じことがおきています。