俳句・短歌 短歌 自由律 2020.10.10 句集「曼珠沙華」より三句 句集 曼珠沙華 【第11回】 中津 篤明 「冬花火 亡び 行くもの 美しく」 儚く妖しくきらめく生と死、その刹那を自由律で詠う。 みずみずしさと退廃をあわせ持つ、自由律で生み出される188句。 86歳の著者が人生の集大成として編んだ渾身の俳句集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 新緑に わが 帆船の 骨組まる 肺葉 それは 哀しみという 名の帆船 新緑と いう 帆船や 神隠し
小説 『ゲルニカの上にひまわりを描く』 【第3回】 相原 久遠 15件の不審死の共通点は“ある薬の服用”だった――心臓の強い痛みを訴え、急死した妹。ネットで調べると、妹と同じ薬の服用で15人も… 【前回記事を読む】「君さ、売れる気ないだろ? 暗いんだよ。題材が」小説を書く友人に漏らした本音。僕はこの言葉をすぐに後悔した――「お疲れ様。どうせろくに食べてないんだろ? 旨い飯でも食べに行くか?」 榎本君の気遣いに触れ、僕は秘密を打ち明ける覚悟を決める。「ありがとう。……そうしたいけど、まだやることがあるんだ」なんでもないことのようにそう言ったが、榎本君は表情を暗くした。榎本君がノートPCを静…
小説 『愛しき女性たちへ[注目連載ピックアップ]』 【第4回】 白金 かおる 「おばさんの来るところじゃない」「2万くれたら会ってあげてもいい」40代女性のマッチングアプリの現実 【前回の記事を読む】40代子持ちでパパ活!? まだ女でいたい。良い男に抱かれたい。出来れば金銭的なサポートも欲しい――女性・男性ともに事務局の年齢認証を受けた上で自分のプロフィールを打ち込んで登録すると、女性は男性の、男性は女性の登録者のプロフィールを閲覧出来、好みの相手にメッセージを送ることが出来る。写真を載せる載せないは自由だ。会員同士のやりとりに事務局側は一切関与せず、メールのやりとりの後…