眠い目をこすって通った朝のラジオ体操、暗くなるまで夢中で遊んだ放課後、友達と作った秘密基地、お小遣いを握りしめて駆け込んだ駄菓子屋、そして、台所に立つ母の後ろ姿……。
誰にでも、今もふと懐かしく思い出す、幼少期の記憶があるのではないでしょうか。
何てことはないけれど、何もかもが輝いて見えた、あの日々。
活発な少女だったある女性にも、そんな忘れられない思い出がありました。
夏休みや冬休みのたびに通っていたというおばあちゃんちでの一コマを、のぞいてみましょう。
Chapter1. 私の生い立ち〜幸せな結婚生活
活発だった幼少期
私は、小さい頃から結構活発な方でおっちょこちょいな性格でした。周りの人からは天然と言われることもよくあります。
3歳頃、自転車の練習をさせようと親が私を自転車に乗せてみると、練習どころかサドルに座らせた瞬間に漕ぎ始めて一瞬で乗れてビックリした、と大人になってから聞きました。
小学生の時はお兄ちゃんと仲が良く、外遊びとゲームが好きで同じマンションの子たちともよく遊ぶことがありました。小学1年生の時、給食で苦手な食べ物が多くて食べられないことがあると5年生だったお兄ちゃんが食べに来てくれました。
小学3年生の頃に同じ学区内に引っ越してからも、近所の子たちとバドミントンや家の周りで鬼ごっこをして遊んでいました。
ある日、引っ越す少し前のこと、家の外の物置からニャーニャーと小さな鳴き声が聞こえてきました。物置の中は昼間でも暗く、最初はどこで鳴いているのか分かりませんでした。鳴き声を追って暗闇の中を探し回ってみると、茶色と黒のまだら模様の子猫がいました。
私は猫が怖くて近づけないぐらいでしたが、うちで保護することになりました。人懐っこい性格の猫だったので、私もすぐに慣れて沢山可愛がっていました。
家で動物を飼ったのは、ポンが初めてでした。
なんで猫の名前を「ポン」にしたかというと、タヌキみたいな色だったからです。猫じゃらしで遊んでみたり抱っこしたり、一緒に寝てみたりと可愛がっていましたが、12年経った時、老衰で死んでしまいました……。
動物が好きだったこともあり、学校の委員会では飼育委員になりました。うさぎやモルモットなどのお世話をした日々が懐かしいです。
確か、小学生4年生の頃にたまごっちが大流行しました。私もどうしても欲しかったのですが、当初は抽選で当たった人しか買えなかった為、応募しまくってやっとの思いで手に入れてめちゃくちゃハマりました。
その他にも、お兄ちゃんとファミコンで遊ぶこともありました。ゲームボーイでは、ポケモンが流行った時代でもあります。
お兄ちゃんが中学生になるとお互いにあまり喋らなくなって、一緒にゲームをすることもなくなってしまい、仲悪くはなかったですがそれほど絡まなくなっていきました。
高学年になると私は友達と近くの文房具屋に行き、可愛いプロフィール帳を買って学校で友達に書いてもらうということにハマりました。書いてもらったプロフィールをコレクションして見るのも好きでした。