【前回の記事を読む】47歳バツイチ教師の私が溺れた“やめられない快楽”――年下の彼との恋は破滅か、それとも……

『やりがいを見つけた35歳の兼業ベテランセラピスト』【セラピストK】

僕は、いろいろあったけれど、いつも周りの人には恵まれて生きてきたと人生を振り返る。人生の副業に女性用風俗(略して〝女風〟)のセラピスト〝K〟として、生きている〝僕=淳一〟。

僕の人生はそれなりに辛いこともあったけれど、いわゆる普通の人生を楽しく生きてきた。就職した営業の仕事でも、業績を上げて上司からも評価され、同僚にも恵まれながら毎日を過ごしていた。

結婚適齢期といわれる頃、当時付き合っていた女性と結婚もした。ただ、どこでどう歯車が合わなくなったのか、結婚生活は順風満帆とはいかなかった。

お互いのために、僕と彼女は離婚を選んだ。そこに今も後悔はない。ただ、そこから僕の人生に大きな転機が訪れた。

もともと、女性を幸せにすることが好きだった。僕は〝女性用風俗〟の存在を知ると、そこに興味を抱いた。調べてみると、登録料などにお金がかかるらしい。よくあるタレントにするという約束のない、詐欺のような登録料なのかもしれないと思いながらも、まずは行動に移してみた。セラピスト応募のメール。

離婚したばかりで、お金に余裕なんて全くなかった。けれど、何か引き寄せられるがままに女風の事務所へ足を向けた。

そして、それが僕にとっての〝女風セラピスト〟の始まりとなった。

面接、講習、そして、実際の女性を相手にモニターテストを受ける。そこで合格して初めてセラピストとしてデビューできるというシステムだった。

なんとかそこを潜り抜け、僕は女性用風俗のセラピストとしてデビューした。