終わりに

筋トレを、今日、今から始めることを私はオススメしている。

何故なら、「まだまだ元気だし、大丈夫」と、どこか人ごとで、具体的に行動に移していない人は多いからだ。

今、何とか身体を動かせていても、細胞の老化には抗えない。だが、老化のスピードを遅らせることも、食い止めることも実はできる。いや若返ることさえもできる。

年に数回あるかないかのゾーンに入った筋トレ後には、このまま永遠に生き続けられるのではないかと錯覚するような、万能感も得られる。

特別な道具もお金も必要ない。必要なのは、動くことだけだ。

言葉どおり、ただ動くだけだ。

朝日を浴びる、掃除をする、料理する、これも動くことだ。

朝すっきり起きられるようになる。痛みがなくスムーズに歩ける。日常生活が快適だ。

ご飯が美味しい。よく眠れて、動ける喜びは、何物にも代え難い。

まずはここまでのあなたの努力と、それによって得た喜びに感謝しよう。

さて、「現在と過去は地続き」である。

今人生が充実している人は、学生時代から、もっと言えば幼稚園から人の中心であったり、活動的に動いていた人が多いだろう。超人は超人なのだ。

そして、皆が身震いするハードワークを楽しんで行っている。

「1日10時間も警官として働いて、1時間はウエイトを挙げ、2時間の有酸素運動、そして決められた食事を1日6回から8回。大変なエネルギー、献身、克己心、やる気、覚悟、勤勉さが必要だ。だけど僕はそれを丸ごと楽しんでいた。やる値打ちがある。僕はどちらの仕事も、完璧に近くやり遂げた。」

(『ロニー・コールマン自伝』ロニー・コールマン著 松田和也訳 山本義徳監修・解説 p165)

皆さんご存知のロニー・コールマン。

彼を超えるボディビルダーは、恐らく今後も存在しないと言われる。

そんな彼は、実はボディビルディングだけに集中していたわけではないのだ。まさに超人である。

他のスポーツ選手ならその競技だけに集中していることが大半だ。それがプロなのだから。

そして、他のボディビルダーも、仕事なんてやってられない。食って、鍛えて、寝る、ことが仕事だと公言している。

そんな中でロニーは、上記のように仕事をして、睡眠は時には6時間、これはスポーツ選手やボディビルダーとしては致命的な短さだというのに、世界最高峰のオリンピアを獲った。

肉体はもちろんのこと、精神的な体力が違いすぎる。常人の10倍あると言っても過言ではない。

あなたはこれを、見習わなくていい。

次回更新は3月23日(月)、11時の予定です。

 

👉『とりあえず筋トレしろ』連載記事一覧はこちら

【イチオシ記事】40代半ば、自分が女であることを忘れて10年以上。デートや恋がしたくて、ネットで出会い系や交際クラブを探してみることにした

【注目記事】マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…