愛犬への溺愛

私の家には、娘である柴犬(桃)がいます。今10歳で老犬ですが、まだ子犬の様に元気で、私に似てヤンチャでわがままな犬です。

桃との出会いは、沢山、柴犬を飼ってらっしゃる大きな農家の納屋で産まれて、ようやく目が開き母犬にモゾモゾ甘えて、おっぱいをしゃぶっていました。

農家のおじさんが、「渡すのには、まだ後一か月先だねぇ」と、おっしゃっているのに、私は「一番元気な子は、どれですか?」と尋ね、あまりにもの可愛さで、なんと、その日に連れて帰ってしまいました。まだヨチヨチ歩きだったのですが、動物用ミルクをスポイトで含ませて、離乳食もあげて、すくすく大きくなっていきました。

 

生後6か月の時、桃は隣の家の畑で遊んでいた時、蛇に顔を嚙まれてしまいました。すぐに病院に連れて行こうとした時、主人が「犬は蛇に嚙まれても大丈夫」と言うので、しばらく様子を見ることにしました。

顔がパンパンに腫れ上がってしまいましたが、桃はケロッとして、性懲りもなく遊んでいました。約1週間で腫れは引きましたが、皆さんは、ペットの様子がおかしくなった時は、すぐに病院に連れて行ってくださいね。

それから、月日が経ち、桃が1歳の時に可愛い赤ちゃんを2匹出産しました。犬は安産と言いますが、桃はかなりうめき声をあげていました。1時間半の付き添いで、ようやく、雄の赤ちゃんが誕生しました。