第2章 人間の福祉の全体性
(=The universe of well-being )
第1節 健康福祉の領域
第54回WHO(=World Health Organization)総会(2001年5月22日;決議54.21号)において、満場一致で承認された「International Classification of Functioning、Disability and Health」の略称が「ICF」です。日本では「国際生活機能分類―国際障害分類改訂版―」と訳され出版されています。
写真を拡大 図1:健全であることの定義(The Universe of Well-being)
図1のように、健全であることの定義(人間の福祉の全体性)を①福祉の健康領域と②福祉の他の領域(教育・雇用・環境・その他)ととらえて、アルファベットと数字の組み合わせにより約1,500項目に分類し、一人ひとりの地球人が利用できる世界共通用語と実用的なシステムの測定用具を提供し、国際的に活用できるようになりました。
WHO総会は、中立の立場から、さまざまに異なる風土や文化や健康政策・社会政策などを持つ加盟各国の諸事情に配慮してその振幅をグレイで表現しています。さしずめ日本の場合は、火山や地震多発地帯のため、地球科学省を作り、防災庁を創る必要があります。
そして表1のように、使用する用語の定義がありますので、ICFの全体図を図2にしました。
写真を拡大 表1:健康との関連における用語の定義
写真を拡大 表1:健康との関連における用語の定義