3. 設計手法

3 . 1 . 設計の基本

(1) 設計法の種類

現在,日本国内におけるコンクリート構造物の設計では,許容応力度設計法と限界状態設計法の2種類が広く用いられている.

許容応力度設計法は,性能規定型の技術基準が,限界状態設計法は,性能照査型の技術基準が取入れられたものである.

(2) 許容応力度設計法

構造物に通常の使用状態によって発生する最大荷重(設計荷重)により,コンクリート,鉄筋,PC鋼材など,各材料に生じる応力度が材料の強度を所定の安全率で除して求めた許容応力度以下であることを確認し,安全性の照査を行う設計手法である,

通常は,材料を弾性体と仮定しており,簡単で広く理解しやすいことから,長い年月にわたり適用されてきた手法である.

しかしながら,荷重,材料強度,構造解析,構造物条件などに対するばらつきを考慮できない,破壊に対する安全性は直接検討できない,などで不利となる.

(3) 限界状態設計法

構造物がその状態に達すると,使用できなくなったり,破壊したりする限界状態に対して,安全性の照査を行う設計手法である.

この手法は,断面破壊や疲労破壊の検討が合理的に行える利点がある.

荷重のばらつきや材料強度のばらつきなどは,安全係数によって考慮するが,適切な設定が重要になる.


参考文献

1)株式会社カクイチHP,土木用ホース,インダスCS-CB.

2)極東鋼弦コンクリート振興(株)HP;資機材紹介,樹脂製グラウトキャップ.

 

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