アナリストカバレッジの少ない企業は、業績予想に関して、会社計画と業況との間に乖離がある場合、株価には全く反映されていないことが少なくありません。
つまり、サプライズのリスクが大きいということです。もちろん、アナリストは公開情報に基づいて、独自の分析をするので、間違えることもあります。
しかし、アナリストの発行したレポートを基に、機関投資家と議論が繰り返されることで、市場のセンチメントが徐々に変化していきます。アナリストコンセンサス予想より、機関投資家のセンチメントは早めに動くので、株価への織り込みも早いのです。
ベテラン個人投資家の方が書かれた本には、プロの機関投資家が持たないような小型株のほうが、大きな売買手口に振り回されることなく、リスクが小さいと、述べているものもあります。
間違ってはいませんが、(1)決算発表で下方修正発表があった場合の株価の反応がストップ安になることもあるなど、変動リスクが大きい、(2)ファンダメンタルズ情報が少ないため、株価のトレンドを把握するチャート分析の知識が必要になる、以上2つの理由から、私はお勧めしません。
例外は、時価総額がネットキャッシュ(手元流動性−有利子負債)を下回っている企業の場合です。ネットキャッシュ比率(ネットキャッシュ÷時価総額)が1を上回ることは、その企業を時価で買収した際、同企業が有する現預金で、買収費用を賄えるため、買収価値がタダ同然であることを意味します。
ただし、期間損益が赤字の企業の場合もあるので、しっかり利益が出ているか、増収増益の業績予想か、などを合わせてチェックする必要もあります。これに該当する企業の場合、アナリストカバレッジのない中小型株でも比較的リスクは少ないでしょう。
もちろん、出来高が少ないので、ちょっとした売りでも株価が短期的に大きく下落することになり、そこは耐えなくてはならないところです。
次回更新は3月2日(月)、8時の予定です。
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