その点、スイス・フランス語圏のフランス語は、スイスジャーマンのような訛りがないので、書き言葉の文章がそのまま話されて、学習者にとっては楽です。大阪へやって来た外国人が、語学学校では標準的日本語を習うようなもので、実際に人が話している口語とは全く違います。
40歳の時、夫の仕事の都合でスイス国内移動の話が持ち上がりました。国内転居とはいえ、電車で少し移動したら言語が変わる国です。結局、家族でジュネーブへ引っ越すことになり、子どもも私も、まずはフランス語の習得をし始めました。大学で専攻して以来のフランス語です。
私はジュネーブ大学付属夏季講習で、これから大学で勉強する外国人学生や小学校の先生になるスイス人に交じって、フランス語を勉強しました。英語、ドイツ語に次ぐ、3番目の海外で外国語習得です。
その時、同じクラスにいたベルン出身のスイス人学生のフランス語に仰天したことがありました。なぜなら、スイス語のベルン訛りは、他のスイスのどの地域とも違う特徴的な強い訛りがあり、当時の私には理解不能だったからです。例えると、まるで関西弁でフランス語を話していたような感じです!
それを考えると、世界では色んな人が各々アクセントのある外国語を話していて、日本人の日本語訛りの英語なんてカワイイものです。
グロスミュンスター(チューリヒ)