【前回の記事を読む】【詩3篇】わずかな自由さえ 女は許されない 男の歓楽は許しても 女の静寂な夜陰を 味わう事を 拒まれる世界
二章 変わらぬ道
ヒト
一昔も 二昔も前のことを くり返し思い出し
泣き叫んでも 過去を取り戻すことは できない
どんなに 自分に都合悪く 時がながれても
誰も 罪を犯した人間は
それにかかわった人々も
責任をとろうとはしない
これが 食物連鎖の頂点に立つ 人間というもの
貪欲な一面であり 全体である
そんな人ばかりで この世がなりたっていたら
すでに 信頼をなくした人類の崩壊は 始まっているだろう
二度とくり返さないためにと
苦しんだ人間は 訴えるが
人は 二度も 三度も 何度も
くり返してやまない
自分の事として 他人の苦しみを感じない
想像力のない 人達が 多すぎる