すべての脳細胞は、メラトニンを合成できる
すべての脳細胞自体にもメラトニンを合成する能力があります。太陽光を毎日浴びると、近赤外線の影響によりメラトニンの生成が増加し、脳の抗酸化力が高まります。
脳を取り囲むくも膜下腔にある脳脊髄液は光学的にガイドとして機能し、脳の深部ひだの周囲を含む神経組織に近赤外線の光子を分配し、メラトニンの生成に寄与しています。
メラトニンは、細胞内のミトコンドリアを酸化ダメージから守っている
このように、全身の細胞で産生されたメラトニンは、睡眠の誘発とは無関係に、それぞれの細胞内のミトコンドリアを酸化ダメージから守っています。
ちなみに、ミトコンドリアDNAには核DNAに比べ、変異率が非常に高いという弱点があります。老化の過程における変異したミトコンドリアゲノムの蓄積により、 ミトコンドリアの機能が低下し、それがメラトニンの産生低下につながります。
近赤外線とは
近赤外線は、赤い可視光線より波長が長く(650~1,200nm)、目に見えない光です。地表に届く太陽光のうち、近赤外線は約40~50%を占めています。
皮膚に入る深さは、紫外線A(UVA)が0.1mm、紫外線Bが0.3mmなのに対し、近赤外線は3cmの深さまで、皮膚や皮下組織まで透過します。
薄手のフェイスカバーやアームカバーは透過します。筋肉や脳、さらには骨といった人体の奥深くまで浸透する可能性も指摘されています。近赤外線には、温かくぽかぽかした温熱効果や血行促進効果があります。
可視光線より波長が短い紫外線には、ビタミンD生成などの健康効果がありますが、可視光線より波長が長い近赤外線にも、優れた健康効果があることを忘れてはいけません。
次回更新は2月20日(金)、11時の予定です。
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