小用が近かった茂吉先生は、いつもご愛用のバケツを “極楽” と称して、持参していたそうです。極楽とは、うまく名付けたものですね。

そういう状況のときは、本当に極楽と感じますものね(笑)。

茂吉先生は自分でバケツを洗って、その中にいただいた野菜も入れたそうです(笑)。

翌13日は、全国大会の当日。バスで茂吉先生のふるさと巡りをしました。

茂吉先生の生家の守谷家では、昨年、中川でお会いした当主ご夫妻の歓迎を受けました。またご夫妻から、茂吉先生の息子さんの茂太先生を紹介していただきました。

第3回の中川町記念フェスティバルで、中川町を訪れたことがある茂太先生は、大変懐かしがって、天塩川やサケ捕獲場の話が次から次へと出てまいりました。

特に初めての捕獲場見学はとても印象深かったらしく、「サケ君によろしく」と伝言まで言付かりました(笑)。

また中川の斎藤茂吉記念短歌フェスティバルが、子供の応募作品が多いことは素晴らしいことですとお誉めをいただきました。

「子供たちに短歌の面白さを伝えること、そして継続することが大切です」茂太先生のお言葉です。

レセプションでは、そうそうたる顔ぶれの名士が並ぶ中で、私も挨拶する機会をいただき、「中川での茂吉先生の5日間を大切にいたします」と申し上げました。

「頑張ってください」と茂太先生も励ましてくださり、「ぜひ、中川にまた行きたい」と再度の訪問を約束してくださいました。

とても充実した、実り多い上山訪問でした。

翁草 茂吉の里は さわやかに

細き路地にも 初夏の風満つ

 

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