なので「約束を守る」に加えて、もう一つのテクニックを身につけよう。それは「期待しすぎない」ことだ。

リアルの対人関係においても、「期待しすぎない」。これは常に心に留めておこう。最初から過剰な期待を持たないこと。その上で、他者と同じ時間を過ごせることに感謝しよう。

「仲よくなってくれるかな?」「この人と親しくなりたいなあ」

そういう気持ちがあっても、期待をしないことだ。期待して叶わないと、裏切られたような、損をしたような気持ちになる。しかしそれは八つ当たりだと、自分で理解できるだろう。

そもそも、人は自分自身に一番興味がある。これは変えられない。

しかし、「自分が一番、あなたはどうでもいい」と、お互いがこの態度で接したらどうなるか? そこには何も生まれない。いや生まれるきっかけすら生まれない。あなたには興味がない、あなたなんてどうでもいい、という空気をかもし出す相手に、あなたはそもそも接しようとは考えないはずだ。

注意して欲しいのは、「期待しない」とは、「興味を持たない」ことではないという点だ。あなたは、過度な期待はせず、見返りも期待せず、その上で他者に興味を持とう。そうすれば、相手に関する情報を蓄積することができる。

人に興味がない、質問できない、会話できない、というのは、人生において、とてつもなく損をすることだ。そもそも、そんな人は、誰からも相手にされなくなる。

相手に興味を持つのは面倒かもしれない。それなら、コミュニケーションしたい、承認欲求を満たしたいという気持ちを諦めるべきだ。しかし、承認欲求や自己肯定感は、コミュニケーションから生まれてくる。

幸福感を得たいのならば、他人に興味を持つ努力をしよう。あるいは、興味を持っている振りをするだけでも、少し変わってくる。興味がなくても、「他人に興味がある人間」の役を演じてみるのはどうだろうか。

次回更新は1月19日(月)、11時の予定です。

 

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