ASDの特性:コミュニケーションと人間関係の特性
ASDの人は、表情や声のトーン、ちょっとした間合いなどの非言語的な〝空気のサイン〟を読み取るのが難しいことがあります。また、相手の気持ちを推し量るのが苦手で、「空気が読めない」「自分のペースを崩さない」「会話が一方通行に感じられる」と受け取られることもあるでしょう。
けれども、これは感情が乏しいという意味ではありません。感情の微妙なニュアンスを捉える脳の仕組みが、いわゆる〝定型〟の人と異なる働きをしているだけです。この違いを理解する視点が必要なのです。
ASDの子どもたちは、複雑な気持ちの混ざり合いを読み取るのが難しいことがあります。だからこそ、私たち大人が「感情に名前をつける」手助けをすることが有効です。曖昧な気持ちに言葉を与えることで、自分の心の動きを理解しやすくなり、他者との関係を築く力にもつながります。
また、ASDの子どもたちは驚くほど純粋で誠実な一面を持っています。社会的な駆け引きが苦手だからこそ、まっすぐなやさしさが際立つのです。保護者から「きょうだいの中で一番やさしいのはこの子なんです」と語られることもよくあります。表現が控えめでも、内面には心の温かさと他者への配慮が根づいているのです。
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